根昆布とは

根昆布とは、簡単にいうと昆布の根。

俗に言う「根昆布」とは生物学的にいう仮根ではなく、
「葉の付け根部分」を便宜上として「根昆布」と言っているだけです。

昆布の部位を生物学的にいうと、
葉状体(葉)、葉柄(茎)、仮根、の3つ。

仮根は昆布が岩などに付着するためのものであり、
いわゆる「根」ではありません。

形状から見ると根のように見えますが、
栄養を吸うための根ではないため仮根というそうです。

ちなみに昆布などの海藻は、葉全体から養分を吸収します。

仮根は岩盤に付着しているので、
コンブを採取する時には岩盤に残ってしまいます。

根昆布すなわち仮根は
コンブと一緒に陸揚げされる事は稀です。

まれに陸揚げされても岩や土を抱き込んでいたり、
いくつもの仮根が集まって大きな塊になっていて、
食品素材として利用されることはなかったそうです。

また養殖されている昆布の場合でも、
仮根部分は不用品として扱われていました。

昆布の有効利用から
今まで利用されなかった仮根部分について栄養分などが調査された結果、
ミネラルが豊富に含まれることが近年になって判明したそうです。

とくに仮根部分にはカリウムが大量に含まれており、
昨今知名度の上がってきた昆布の多糖類の一種フコイダンや、
機能性食物繊維であるアルギン酸の量も豊富であることもわかったそうです。




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